海外事業

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可能性の実現へ。
加速するグローバル戦略

世界地図

湖池屋は、厳しい日本市場で鍛えられた品質とマーケティング力を武器に、海外での事業展開を推進しています。
日清食品ホールディングス株式会社との業務提携も推進しながら、海外市場を舞台に新しい成長ステージを築きあげていきます。

各国の事業展開について【英語】

成長のアジアから

海外への手がかりは、世界の成長セクターであるアジア、そして世界へ。
将来性豊かで日本製品に対する関心の高い国々に対し、国境を超えて消費者からの評価の高い「カラムーチョ」を中核に据えた事業展開をしていきます。

台湾: 海外事業の成功スキームを構築

2006年に連結対象子会社である台湾湖池屋股份有限公司を設立。「カラムーチョ」ブランドを中心とした湖池屋のスナック菓子が市場を牽引しています。
現在では、「カラムーチョ」に加え、日本でもおなじみの「スコーン」や「ポリンキー」、小麦原料の「横綱棒」など多彩なバリエーションの商品を展開。台湾のスナック市場で2位のポジションを得ています。また、台湾からの輸出事業も展開しており、アメリカ・カナダ・マレーシアへと販売先を拡大しています。

台湾で発売中の製品
店頭に並ぶ湖池屋スナック/大盛り上がりのイベント

香港: 日清食品グループとの協業による海外展開

香港では、日清食品ホールディングス株式会社の子会社である日清食品有限公司との合弁会社となる日清湖池屋(中国・香港)有限公司が2015年より事業を開始しています。
日清食品グループ菓子事業の強みを活かし、「カラムーチョ」を中心としたスナックの他、グラノーラやビスケットなどの輸入販売を実施しています。

タイ: 東南アジアへの進出

タイにおいては、2012年より、現地の消費財大手Berli Jucker Public Co., Ltd.(BJC社)と業務提携し、同社にロイヤリティを供与するかたちで「カラムーチョ」の販売を開始しました。現地の大手コンビニエンスストアなどで「カラムーチョ」の販売が極めて好調なことから、2018年11月、タイ国内に現地法人を設立。BJC社との生産面を中心とした業務提携を継続しながらも、2019年5月より、ロイヤリティ供与から自社販売へと販売スキームを変更。タイ国内での本格的な販売・マーケティング活動を自社で推進する体制を構築しています。

ベトナム: 海外初の自社工場展開と途上国マーケットへの挑戦

2016年3月、ベトナムに現地法人を設立。同国ドンナイ省ロンドウック工業団地に海外初の自社工場を建設。2017年9月に本生産、同10月に販売を開始しました。現地で老若男女をとわず知名度の高いドラえもんをブランドアンバサダーとした商品展開をおこない、「KARAMUCHO」の他、2018年10月には「KoiMUCHO」を発売。個人商店を含むローカル市場でマス層を狙った事業展開を行っております。
また、2019年2月にはベトナム工場で食品安全マネジメントシステム認証「ISO22000」を取得。国際的な認証を得たことにより、タイをはじめとした各国への製品輸出開始の準備をしております。

欧米: 欧米高付加価値マーケットへの展開

2015年7月にベルギー支店を設立し、ベルギーで生産する「ポテチ」というブランドをEU各国に販売しています。地元の大手スーパーに取扱頂いて浸透し始めています。
米国では日系やアジアスーパーを中心に「カラムーチョ」が拡大しています。販売地域も全米に広がりつつあります。どちらも販売状況を見て更に事業拡大を検討してまいります。